SergeMathieu / セルジュ・マチューマチュー家は、シャンパーニュ南東部のオーブ県アヴィレ・ランジェ村で1789年(フランス革命勃発の年)からぶどう栽培を営んできましたが、1970年、セルジュ・マチュー氏がレコルタン・マニピュランを設立し、自社ビン詰めを開始しました。現当主は10代目イザベル・マチューで、夫ミシェル・ジャコブが栽培・醸造を行っています。今日、ピノノワール(80%)とシャルドネ(20%)で合計11haの畑をアヴィレ・ランジェ村に所有し、全量を自社でビン詰めしています。「美味しいシャンパンをつくるためには、健康なぶどうと、自然に対して真摯に向き合う姿勢の2つが重要です」と言う職人気質の醸造家ミシェル・ジャコブは、栽培にあたって厳格なリュット・レゾネを適用しています。「定義上はリュット・レゾネでも、私達の場合、除草剤や殺虫剤などの化学農薬は一切使用しませんし、実質的にはビオロジーと同等の有機栽培です」といいます。畑仕事が趣味という彼、時間があれば畑に出て、高品質なぶどうの栽培に精魂込めています。そのぶどうから、「果実味あふる、エレガントなシャンパンをつくる」ことを目指しています。彼は言います「ビオ栽培をはじめてから、年を追うごとに土壌の状態が目に見えて良くなってきており、土壌の力によって自然にバランスの良いぶどうができるようになりました。シャンパンのスタイルも、力強さというよりフィネスにあふれるスタイルに自然に変化してきました」。セルジュ・マチューは、今日のシャンパーニュのレコルタンの中で最も高く評価されている生産者のひとつです。そのことは、彼らのシャンパンを飲むとたちどころに理解することができます。レコルタンには珍しく、5年分のストックを常に保有しており、味・品質の一定化をはかっています。現在、生産量の70%を欧米諸国や日本に輸出しており、30%はフランスの熱狂的な個人のシャンパン愛好家や高級レストランに販売しています。フランスのガストロノミー界におけるセルジュ・マチューの評価は最高のものです。若くして“肉料理の名人”との異名をとりながら2001年に「野菜料理宣言」をしてパリにセンセーションを巻き起こしたパリの3つ星レストラン「アルページュ」の天才シェフ、アラン・パッサール。同じくパリの名門「アピシウス」のジャン・ピエール・ヴィガト。ランスの名門「ボワイエ・レ・クレイエール」のジェラール・ボワイエ。フランスを代表する多くのシェフがセルジュ・マチューのシャンパンに賞賛の声を送っています。ワイン・ジャーナリズムの評価も素晴らしいもので、ロバート・パーカーが「ワイン・バイヤーズ・ガイド」で(4つ星)、ミシェル・ベタンが「ラ・ルヴュ・デュ・ヴァン・ド・フランス」で、また、「クラスマン」や「ギド・アシェット」といったワインガイドでも常に高く評価されています。2008年3月入荷分より、すべてのラベルの左下にタンポポの浮き彫りが入っています。「私たちの畑では春になるとタンポポが咲きます。これは除草剤をまったく使わないからで、摘んだタンポポはサラダにして食べたりもします。私たちの健康な畑のイメージが少しでも伝えられればと思い、ラベルにタンポポを入れることにしました」 (イザベル・マチュー&ミッシェル・ジャコブ) |
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