1857年に創立されたスイスのウイスキー蒸留所、ランガトゥン。創業者のジェイコブ・バウムバーガー氏はチューリッヒ、ベルン、バーゼルの中間に位置するランゲンタール村にて小さな蒸留所を設立し、ウイスキーを作り始めました。1914年、第一次世界大戦に備えスイスでは麦やジャガイモなどの主食となる作物を原料とする蒸留酒の製造が禁止され、以来ウイスキーを造ることができませんでした。1999年の法律改正後、4代目ハンズ・バウムバーガー氏は2005年よりウイスキー造りを再開し、2007年にランガトゥン蒸留所を再度設立し、2011年より販売を開始していきました。小さく、再開後の歴史は新しい蒸留所ですがその商品の品質は高く評価され、2013年のウイスキーバイブルではオールドベアー・カスクプルーフが96点を、2017年のウイスキーバイブルでは6年熟成のウイスキーが96.5点を獲得し、ヨーロピアンウイスキーのカテゴリーで最高金賞を受賞しております。スイスの水で仕込みワインの樽で寝かせた、モダンで高品質な、貴重なシングルモルトウイスキーです。【LANGATUN OLD BEAR】201710